親子で楽しむタイのお祭り

タイには年間を通して、各地方で個性的な楽しいお祭りが沢山あります。派手なお面で仮装し収穫前の雨乞いや厄払いをする奇祭「ピーターコーン祭り」、夜空にランタンを飛ばし天のブッダに感謝の気持ちを捧げる「コムローイ」など、タイならではのお祭りは一見の価値ありです。我が家もコムローイイベントに参加し、数多くのランタンが夜空に舞うファンタジーな世界観に一同魅了されました。そこで今回は、バンコクで楽しむタイのお祭りを2つ紹介したいと思います。

 

【ソンクラーン】

 

「ソンクラーンとはタイの正月で、太陽の軌道が12ヶ月の周期を終え、新たに白羊宮(おひつじ座)に入る時期を祝うもの。もともとソンクラーンには仏像や仏塔へ、さらに家族の年長者などの手に水を掛けてお清めをするという伝統的な風習があり、近年はそれが転じて街の往来で通行人どうしが水を掛けあって楽しむ「水掛け祭り」として知られるようになりました。現在は毎年4月13・14・15日の3日間に行うものとされており、タイの祝日にも定められています。」※タイ国政府観光庁HPより引用

 

 

水掛け祭りは、子供から大人まで誰でも気軽に参加できます。バンコクの各地でイベントが開催され、カオサンやシーロムには水かけ祭りの定番服アロハシャツを着て水鉄砲を持った人達が溢れます。また子供向けの水掛けイベントも開催され、小さな子供でも安全に水掛け祭りを楽しむことができます。アロハシャツや水鉄砲はソンクラーンが近づくと種類豊富にお店に並び、気分も盛り上がります。

 

Kビレッジの子供向けイベント

 

 

【ロイクラトン】

 

「タイのロイクラトン祭りは水の祭典とも呼ばれています。「ロイクラトン」とは、灯籠(クラトン)を川に流す(ロイ)というタイの人々の間で古くから続いていた風習です。河川の水位がもっとも高く、旧暦12月(現在の10月または11月)の満月の夜に人々が川岸に集まり、川の女神“プラ・メー・コンカー”へ感謝の気持ちを捧げます。」※タイ国政府観光庁HPより引用

 

 

2018年のロイクラトンは11月22日(木)です。チャオプラヤー川のリバーサイドでは、ライトアップなどの催し物が行われます。スクンビット界隈でも、ベンジャシリ公園やベンジャキティ公園の池で灯篭流しが親子で体験できます。

 

ベンジャシリ公園での灯篭流し

 

我が家は、ベンジャシリ公園のロイクラトンに参加したことがあります。公園の入り口には様々なクラトンが売っています。伝統的なタイプのものだけでなく、人形の形をしたものやパン生地でできた灯篭もありますよ。パンは池に住む亀や魚が食べてくれるのでしょう。エコですね。

 

人形のクラトン

 

パンのクラトン

 

暗くなる頃、池にそっとクラトンを浮かべ手を合わせます。ロウソクに火が灯った多くのクラトンが暗い水面を照らす様子はとても幻想的で、子供達もしばらく見つめていました。もしくは、浮かべたパンのクラトンにナマズが食いつく姿を凝視していました(笑)。

 

お住いのマンションによっては、お祭り当日プールにクラトンを浮かべるという所もあるそうです。終わった後にクラトンを自主回収する必要はありますが、乳幼児がいるご家庭は出かける手間が省けるので助かりますね。

 

タイのお祭りは、一見華やかなものが多いですが、お祭りに込められた意味も子供達に伝えていくことで、楽しいだけでなくタイの文化を学ぶ良い機会になりますよね。ぜひ親子で色々なお祭りに出かけてみてはいかがでしょうか。

 

 

執筆者:仁美
2016年12月にインドからバンコクにスライド駐在。バンコク在住2年目。
この春から小学校3年生と1年生になる娘がいる。趣味は子育てとアンチエイジング。バンコクでは、前職のマーケティング・広報の経験を活かし、タイ北部の少数山岳民族を支援する非営利団体でボランティア中。